自然木に癒されて

奈良県吉野の山中から自然木を通して『うるおい』を提供する徳田銘木のブログ。

林業と社会との関わり

村まつり

実家がある、村まつりのお手伝い。
普段、なかなかお逢い出来ない人達と
昔の話や、世間話まで、
聞くことが出来ました

餅つきもしました
このお餅、みんなと一緒につくるから、お美味しいんですよね
「ふるさとがあるってことは、嬉しいな」って、
思える時間です。

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『木材利用ポイント制度』は大切ですが・・・

7bf54af8.jpg3年に一度、「合法木材認定」の継続審査があります。ところが今年は、異常に新規申請が殺到したそうです。原因は、『木材利用ポイント制度』
この制度を利用するためには、「合法木材認定」など、公的認定を事前に取得しておく必要があるんです。
「補助金申請」の為だけに、「合法木材認定」を受けるのではなく、
普段、自分達が事業に取組む姿勢をきっちりするための『認定』だと思っています。
堅い考え方かもしれませんが、根底をしっかり考えないと
「木材業界に、未来は無い」と思います。

『ご縁』

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いつもの事ですが、
「刺激的な出逢い」が多いです
ひとことで言うと、
『ご縁』かな。
こんな山奥にいながら
有難い時代で、
恵まれた環境です。
さあ、今日もがんばりましょう。

写真は、保育園に「高野槇」を使っていただきました

常識を覆す会社

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常識を覆す会社、それは、奈良県桜井市にある、
『フソー株式会社』さんでした

3つの素晴らしい点がありました
\こΔ鯊緝修垢詭攅機械メーカーの代理店で、本社ショールームで本物の機械を実働させてくれ、私達の常識であった「機械」から「マシーン」への意識改革を瞬時にさせてくれました。まさしく、「目からうろこ」です。
▲漾璽謄ング・ルームの建築部材や職人さんをヨーロッパから招き、機械だけでなく、その文化まで一体化した空間をしつらえていました。
重要なアフターケアー、細部にわたる部品の管理スペースは、まるで大病院の薬棚のようにきっちり整理・整頓され、特に安い部品ほど瞬時に探せるように工夫されていました。その上、事務ファイルの管理も徹底され、社長様はじめ経営陣の発想とその具現化、そしてそれを継続されてる社員の方々のレベルの高さには頭が下がる思いでした。

社長自らのプレゼンテーション及び機械の実演をしていただき、本来非公開である社内のシステムをご案内いただきました
「奈良にも、こんな素晴らしく、凄い会社があるんや」

GW明けには、世界最大規模の木工機械展参加の為、ヨーロッパに出張されるそうです。
地元にいながら、世界最先端の情報を教えていただく事ができ、本当にありがたく、為になる1日でした。

山の伐採プロ

f57fade1.jpg難しい木材のご相談をいただきました。
納期がなく、そのうえ、特殊なサイズ。
急遽、山の伐採プロに、無理なお願いをし、出材をしてもらった。

写真では、わかりにくいのですが
大きな木の横で赤い服の人が責任者。
本当にありがたかった。

無事、作業が終わり、
夜、彼にお礼の電話をさせていただきました。

いつもの事ですが、
「大勢の人達に助けられて、生きてるんだ」

木を知らなすぎる木材人

木材業界の状況が激変している。
できる限り在庫は、持たない。
時代の流れで当たり前だと思う。
だけど、「在庫を持たない」為に、
「商品=木材」の事を知らない木材人が増えたように感じる。
自分自身も、知らないことがいっぱいある。
だけどひどすぎる。
木材も全てがいいわけでなく、
欠点や短所もある。
それを踏まえ、どういう対応をしていくかが、本当に大切です。
「貴方、本当に材木屋さん?」
って、大きな声で聞きたい。
でも、真っ先に自分に。

奈良県川上村

75582db4.jpg『美しき日本・川上村』は、
僕が尊敬をやまない春増さんです

美しき日本

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『美しき日本・黒滝村』
出演は、東京から移り住んでくれた、梶谷君。
監督・語りは、
奈良県出身の河瀬直美さんです

木の値段



特殊な木材の価格を
信頼できる3人の友人に聞いた
むろん、木材に関して、プロ中のプロです。

1人目・・10万円
2人目・・18万円
3人目・・25万円

価格だけでなく、その理由も聞いた。
3人ともがきっちりとした説明をしてくれた。
その内容を咀嚼(そしゃく・こんな感じはパソコンでしかうてない)することが大切だと思った。
良い友人達を持てたことに改めて感謝した。

喜んでもらえれば、いい。

1616aab1.jpg今シーズン、最初のヘリコプターによる出材。
自社林ですが、多分、お金儲けにはならないでしょう。
先祖がいろんな思いで、
一生懸命山づくりをしてくれました。
それを最高のカタチで生かさせてもらうのが
今の時代の僕達の仕事です。
結局、先祖にも、子孫にも、喜んでもらえれば、いいんです。


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山の中での打合せ

f09fbaf4.jpg山林伐採チームから連絡が入り、
若い工場担当者2名と山に直行しました

山の中で
「どの立木を伐採するか?」と
「木のカットの長さと直径」の打合せでした

若い衆の打合せを聞いてて、楽しかった
ひとりずつの考え方の違いがわかった

僕の結論は、
「いろんな事を試してくれたらいいし、
みんなに任せます。
ケガだけには、気をつけてください」

年末には、ヘリコプターで搬出予定です
どんなカタチで出てくるか、
今から楽しみです。

クマが出た!

仕事がたまったので
休日に出勤した
(と言っても、普段、なんもしてないから、自己責任)

朝、9時過ぎに、村役場からの緊急放送が流れた
「只今、村内大字○○に、クマが出没しました。
皆様、くれぐれもお気をつけください」

「どない、気をつけんねん。」
「クマのほうが人間見たら、ビックリするんちゃうん。」

昔からよく言われてるけど
『一番、怖いのは、人間』かもしれない。

尊敬するN社長

尊敬する中西社長から、お電話をいただいた
「おもろいHPあったで〜」
すぐ、のぞきに行きました
最初、どこか、わからなかった

ところがそれを見つけた瞬間、
『メチャ、おもろい』
どころか
「中身が濃すぎて、消化不良になりそう」

間違わないでください、鈴木くん。
「Hなサイトではありません」
経営者がこの時代、どう考え、どのように行動すれば良いか、
それをわかりやすく、書いてあるんです。

まさしく、「目からうろこ」

でも、大きな問題が立ちふさがった
「言うてはることは、わかるけど、どのように実行したら、エエんかがわからん」

こんど中西社長にお逢いした時、
その『コツ』を教えてもらおう。

磨き丸太と山林

山の中や工場での作業
本当に大変です

全ての仕事に共通すること
それは、「命をかける」

商売は大切です
だけど、それ以上に
働く環境の改善を考えています。




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木材市(もくざいいち)

ce0fde6a.jpg今日は、木材市があり、原木を出荷しました
テレビでやってる魚のセリ市のような感じです
セリの責任者が、買い方さんが大勢いる前で
「徳田さん、これぐらいの値段からスタートしましょうか?」
と聞かれましたので、僕は、
「いくらでもええよ、皆さんが買ってくれたら〜」
変な笑いがおこりました

買い方の皆さんの目を見たらわかります
いい加減で仕入れに来てるのか、
それとも真剣なのか、
間違いなく、後者です
と言うことは、皆さんに任せて、問題はないのです。

高い・安いも大切ですが
買っていただけることが
一番です。

本当に幸せな事

山から桧と高野槇を伐採・搬出しました
写真は、その桧です

左側の写真は、約12Mあります
曲がっていますが3〜4Mであれば、直材もとれます

右側の写真は、左側の写真の真中あたりにある桧の拡大です
樹齢は、約80年生
(写真は、末口なので年輪は、少し若いです)
枝うち(手入れ)の後が、きっちり見えます
約40年ぐらい前に手入れされてるのわかります

3代前が植林して、
2代前が手入れをして、
先代が維持してくれ、
僕達が自社で伐採・搬出・商品化出来ます

これって凄い事だし、
本当に嬉しい事です

山を担当してくれてる中井君とも話しました
「本当に幸せなことですね」

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出来る限り、頑張る

f09da046.jpg桧で株(根ばり)が着いてて
長さが6M以上、
末口寸法が30CM以上のオーダーをいただきました

正直、大変です
だけど、それが僕達の仕事です

木材は、建築物に対して、主役ではありません
あくまで『わき役』です
でも買っていただくいじょう『商品』ですから
自分達にとって、自信を持った『作品』です。
どこまでやれるかわかりませんが
出来る限り、頑張ります


写真はクリックすると拡大します
10トン車に7本しか積めませんでした
僕が持ってる「はさみ差し」は、直径を計る為です
でもこの写真、見れば見るほど、
僕の足の短さが気になります。

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報告とお詫び

台風12号の被害に関して、皆様に多大なご心配をおかけしました。
9月2日(金)NHK全国ニュースで黒滝村の被害が放送以降、
大勢の方々からお電話やメールをいただきましたが
十分な対応が出来ず、本当に申し訳ありませんでした。

今回、早い段階に黒滝村は被害が出ました。
それが、2日のNHKのニュースでした。
その後、他の市町村は、もっと甚大な被害をもたらしました。

村役場の職員さん達や消防団の皆さまのおかげで
大きな被害につながらず、現在は安定をしています。

ただ、上流では、山が大規模に崩れ、土砂が相当たまっているのと、
下流域では、流された木材や土砂が川底に堆積し、
今後、多少の雨でさえ、災害が発生する可能性はあります。

インターネットを利用しての皆様への報告とお詫びとさせていただきます事をお許しください。 社長・徳田 浩

9月2日の黒滝川の様子です

この撮影の後に、河川流域全員避難指示が発令されました。

山での仕事

7382f9ad.jpg最近、吉野郡川上村で山の仕事をしてる山本君とバッタリ出逢うことが多い
彼は、40歳過ぎ
根っから明るく・元気な好青年(?)です

いつも僕が彼にかける言葉は、
「山の仕事、危ないから気をつけや〜」

ところが、今朝も同じ事を言うと
「昨日ね、枝が落ちてきて、唇と口の中、裂けましてん」

ホンマに山の仕事って、危ないんです

以前、亡父と山に行った時でした
父は作業を観てただけなのに、頭上から太い枝が落ちてきました
帽子はかぶってたのですが、頭が少し裂け、流血しました
「髪の毛がないから、怪我しやすいねん」って、
笑いながらも、血が止まらず、そのまま病院行きです

山本君が作業する山は、平均樹齢で約100年だそうです
100年間、育った木です
幹も太ければ、枝も太い
いくら気を付けててもどうしようもない時もあります

景気・不景気・お金、もちろん大切ですが
命に変わるものは、ありません。

薄っぺらい(再考)

d2be2248.jpg『薄っぺらい』ことが多い

御自分の会社で「製造・販売」をうたっておきながら、
実際、製造は「下請け任せ」

社員、とりわけ営業は、ほとんど商品の中身を知らない
社長は、対外的には、いい顔をしてて、ウソを塗り固める
最後は、「本当と嘘」の垣根がわからなくなるから、
だから、会社の方向性が見えなくなる

その会社見学に行くと、製造部署は全くなく、
あるのは、ショールームならず、仕入商品(自社商品?)ひとつがぽつんと。
その横には、いかにも補助金を使ったような綺麗な販売カタログが
ホコリをかぶり山積み。

本質の話を聞くと逃げ口上
悪いとは思いませんが、
どこか、「薄っぺらい」
そして、寂しい

木材もそう
本に書いてある事や
誰かさんの話を
いっぱい読んだり、聞いたり、
たまに、山・工場などに足を運び、
いかにもすべて理解したかのように人前で話すテクニック

そして本質がわからないために、
講演会主催者達は、無難なスピーカーとしてそんな人達を珍重する
まさしく「負の連鎖」

少し深い質問をすると可愛そうなので聞かない
でも、あまり非常識な対応をされるときは、
一番のポイントだけを聞いてあげる
すると答えられない

「僕達はどうなんだろう」
本来の材木屋さんが見向きもしないような木材を高く購入する
(近頃、よく似た業者さんも増えましたが、
金額と仕入総量の継続的な仕組みは、相当大変)

くそ(?)がつくぐらいまじめに製造し、
必死に品質管理と在庫管理を考え、
広報を熟考し、
出来る限りの配送システムを構築する

一般建築木材として利用価値が薄い木材がある、
そんな木材は、もともと数が少なく、
デザインの付加価値と手間をかけ、
山(木材業者)に少しでお金を戻すため、逆に割高で仕入をする
そうでもしないと、山が続かないし、
僕達も安定仕入が出来ない
そして、大切なお客様への安定供給が出来ない

深く考え、勇気を持って実行しないと、
間違いなく未来がない

所有山林がありながら、
原木市場(いちば)で出材木を購入する製材業者が多い
これは悪い事ではない
自然な流れ
だけど根本的な問題を考えないといけない

正解とか、間違いとかではない
「時代がそうなのかもしれない」
という、それこそ『言い訳』か、『気休め』

最終的には、
『自分達がどんな生き方をするか』だと思います。


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